メンテナンスに伺いました。

 

「外に遊びに行かなくなった」

 

アフターメンテナンスに伺うと、よく言っていただく言葉です。

 先日も中津川へアフターメンテナンスで伺った際に言っていただきました。

 家が心地よくて、外に遊びに行っても帰りたくなるんだそうです。

 

 メンテナンスはもっぱら棟梁にまかせて、お客さんと住み心地や気になるこ

となど無いか色々とおしゃべりさせていただくのですが、そんな中の一コマ。

心の中でガッツポーズです。

201304after

 

亀津建築の家づくりは、普段の暮らしの中で心地よく暮らせる家を目指して

います。

ソファーに座っている時や、椅子に座ってご飯を食べている時、キッチンに

立って家事をしている時。

そんな時に落ち着ける空間にしたいと思っています。

 

見学会では、ソファーやダイニングセットを置くようにしています。

まずは座ってくつろいでみてください。

一軒一軒、違う風景を見つけてくださいね。

今度の新作はポストじゃありませんよ。

 

今朝工房から届いた新作です。

pull

これ、なんだか分かりますか?

 

ドアの引手です。

 

今、工事中の建物の木製の引き戸に取り付ける予定です。

 

素材は鉄。

造り方にもこだわり、鉄の塊から削りだした上に鉄球ブラストで仕上

げてあります。

表面の加工の跡が良い存在感になっていると思いますが、いかがで

しょうか。

edge of a pull

 

最後にもう少しだけ手を加え、蜜蝋(亀津建築で採れた)で仕上げて

いきます。

 

DSC_1393

 

 シンプルにしながらも手作りすることで素材に柔らかな表情が生まれました。

 

DSC_1399

 

木製の制作引き戸によく合いそうです。

素材にもこだわって家を造っていきたいと思っています。

庭の工事と今回も新作を造りました。

先日完成見学会を行なわさせていただいた、桑名市の家の庭造り

の工事が完了しました。

kuwana_niwa

高低差のある土地を庭師さんと共に駐車スペースとアプローチを造

りこみました。

 

家の存在感とバランスをとるように。

元々の地形を生かすように。

 

もう少し暖かくなると芽吹き、新緑に包まれます。

数年後には樹木も成長し、目指した庭が徐々に完成していく予定です。

 

亀津建築の家づくりではいつも庭造りもご提案させていただきます。

外と中をつなぎ、敷地全体や周辺の環境や景色を取り込み、生か

したプランをお造りするからです。

 

今回も限られたスペースの中でなかなかの仕上がりになったので

はないかと思います。

kuwana_post

さりげなく、新作のポストが佇んでいます。

今回は縦型のポストをご提案させていただきました。

うまく庭と溶け込みながらも存在感のある感じ。

亀津建築ではシンプルにさりげなくて美しい。

そんなオリジナルなモノ造りを目指しています。

見学会終了。そして建前。

moriyama_openhouse

守山区の完成見学会では春の陽気の中、たくさんの方にお越しい

ただけました。

皆さんにゆっくりとご覧いただくことができ、静かな住宅街の中での

暮らしを想像していただけたようです。

 

土壁のおかげでしっとりとした空気や木の香り。

薪ストーブのある土間や風景を切り取った窓。

冬には日がしっかり入り、部屋を暖めてくれます。

 

お施主さんが住むにつれてこの空気感や景色の移り変わりを愉し

んでもらえる家が完成したと思います。

 

少し遅くなってしまいましたが、ご来場いただいた皆さん、快く見学

会を開かせていただいたお施主さん、家づくりに関わってくれた皆さ

ん、本当にありがとうございました。

 

 

さて、お礼が遅くなってしまったのは週明けから建前があったから

です。

亀津建築の建前は大工さんとスタッフ総出で行います。

 

こちらもリビングから薪ストーブのある土間が続き、のびやかな空

間のお宅です。

 

お天気にも恵まれ、無事上棟いたしました。

 20130319tatemae

最後にお施主さんからご挨拶いただき、工事の安全にもご配慮い

ただき胸が熱くなる一日でした。

完成見学会のお知らせです。

亀津建築の裏の山では金縷梅の花が満開です。早春に「まんず咲く」

ことからマンサク。春が訪れてきています。

mansaku

スタッフはもう一つの春の訪れを感じさせる花粉症と闘いながらも毎日

頑張っております。

さて本題です。

このたび完成見学会を行なえる運びとなりました。

場所は名古屋市守山区。

高台にある緑に囲まれた住宅街になります。

薪ストーブと土間のある、真壁の平屋の家です。

自然に囲まれて緩やかに時間が過ぎていく。

そんな家が完成しました。

ぜひゆっくりとお越しください。

3月16日、17日 完成見学会のお知らせ

建前後の神事

今週、建前を行ないました。

小雪の降る中でしたので、安全に気を付けながらの作業でした。

その建前後に行う神事として ” お清め ” があります。

お施主さんに 洗米とお酒、お塩を建物の四方にまいて頂いて

お施主さんの家内安全と、施工業者さんの工事中の安全を

氏神様に祈願します。 

地鎮祭だけでなく、入居前にもお祓いやお清めをする方も増えています。

伊藤さん

工事を行う際、ご近所さんにご挨拶をするように

その土地の神、氏神様にも敬意を表して、ご挨拶をする。

 日本古来の風習は長く受け継がれています。

伊藤さん2

完成見学会終了。ありがとうございました。

16日、17日とお施主さんのご厚意により完成見学会を行いました。

二日とも寒く雪のちらつく中、たくさんの方にお越しいただきまして

ありがとうございました。

当日は一階、二階とも一台ずつのエアコンでしたがそれだけでしっ

かりと温まっていたことを感じて頂けましたね。

みなさんソファーに座っていただきながらゆっくりとしていただけ、

空間を味わっていただけたのではないでしょうか。

20130217kuwana_R

次回の完成見学会は来月行えると思います。

また違った景色を楽しめる静かな平屋のお家です。

 

ぜひ、ゆっくりと遊びに来てください。

ソファーにゆったりと座っていただき、五感で感じて頂ける見学会で

ありたいと思います。

成長していきます。

今日、3年ほど前にお引渡ししたお宅に定期アフターメンテナンス

の為に伺いました。

薪ストーブの綺麗な炎が、「大切に使ってくれているよ」と言ってい

るようです。

打合せ中には赤ちゃんだったお子さんも大きくなり、メンテナンスに

付き合ってくれた棟梁の手伝いをしてくれます。

大きな不具合もなく、今日は取っ手や鍵、建具の調整。

最後に建具の汚れをペーパーで削り、仕上げにオイルを塗りおい

とましました。

 after

木も年数がたち落ち着いた色合いに輝いていました。

空間にしっとりとご家族の暮らしがしみこみ、家もご家族と共に成

熟していきます。

アフターメンテナンスでは久しぶりにご家族に会えるのも楽しみで

すが、家が成長していくのを見れることも大きな喜びです。

これからも大切に暮らしていただける家を造っていこうと思います。

ずっと見守ってくれるのです。

19日、寒空の中構造見学会を行ないました。

時折、小雨の降る寒い中にもかかわらず多数の皆様にご参

加いただき、ありがとうございました。

現場をお借りした施主さんも夕方顔を出していただき、改め

てありがとうございました!

 

これから始まる造作工事までのほんのひと時の静けさに包

まれた家。

今しか見えない骨太の柱や梁たちは壁の中に隠れながら、

静かに家族を見守ってくれます。

見えなくなってしまうけど、大切な主役たち。

これからもご覧いただける機会ができればと思います。

 

みなさんとお話しがはずんでしまって、見学会の写真を

撮り忘れてしまいました。

seto_tatemae

建前の時の写真。

今回の見学会の主役たちです!

朝の風景

亀津建築の朝はいつも職人さんや業者さんとの打ち合わせ

から始まります。

仕上げや納まりの確認や、これから始まる現場の打ち合わ

せなど、事務所に誰も来ない日はほとんどありません。

 

今日もいつもの風景から一日が始まりました。

今日の打ち合わせは構造の検討。

これから始まる現場の柱、梁、一本一本を確認しています。

morning

棟梁をはじめ、スタッフと納め方や木の組み方、柱の納め方

まで色々な意見を検討しています。

何人もの目で確認しながら検討していくことで間違いがない

仕事をする。

 

毎日の大切な仕事の風景です。