新緑が映える佇まい

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今週末、行います完成見学会。

老舗のお店の建替えのご依頼で、

亀津建築の住まいを気に入って頂いたお施主さんと一緒に造り上げました。

外構や植栽も整いまして、新緑の映える佇まいが、

憩いの場としてお客さんを迎えてくれそうです。

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メンテナンスに伺いました。

 

「外に遊びに行かなくなった」

 

アフターメンテナンスに伺うと、よく言っていただく言葉です。

 先日も中津川へアフターメンテナンスで伺った際に言っていただきました。

 家が心地よくて、外に遊びに行っても帰りたくなるんだそうです。

 

 メンテナンスはもっぱら棟梁にまかせて、お客さんと住み心地や気になるこ

となど無いか色々とおしゃべりさせていただくのですが、そんな中の一コマ。

心の中でガッツポーズです。

201304after

 

亀津建築の家づくりは、普段の暮らしの中で心地よく暮らせる家を目指して

います。

ソファーに座っている時や、椅子に座ってご飯を食べている時、キッチンに

立って家事をしている時。

そんな時に落ち着ける空間にしたいと思っています。

 

見学会では、ソファーやダイニングセットを置くようにしています。

まずは座ってくつろいでみてください。

一軒一軒、違う風景を見つけてくださいね。

今度の新作はポストじゃありませんよ。

 

今朝工房から届いた新作です。

pull

これ、なんだか分かりますか?

 

ドアの引手です。

 

今、工事中の建物の木製の引き戸に取り付ける予定です。

 

素材は鉄。

造り方にもこだわり、鉄の塊から削りだした上に鉄球ブラストで仕上

げてあります。

表面の加工の跡が良い存在感になっていると思いますが、いかがで

しょうか。

edge of a pull

 

最後にもう少しだけ手を加え、蜜蝋(亀津建築で採れた)で仕上げて

いきます。

 

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 シンプルにしながらも手作りすることで素材に柔らかな表情が生まれました。

 

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木製の制作引き戸によく合いそうです。

素材にもこだわって家を造っていきたいと思っています。

庭の工事と今回も新作を造りました。

先日完成見学会を行なわさせていただいた、桑名市の家の庭造り

の工事が完了しました。

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高低差のある土地を庭師さんと共に駐車スペースとアプローチを造

りこみました。

 

家の存在感とバランスをとるように。

元々の地形を生かすように。

 

もう少し暖かくなると芽吹き、新緑に包まれます。

数年後には樹木も成長し、目指した庭が徐々に完成していく予定です。

 

亀津建築の家づくりではいつも庭造りもご提案させていただきます。

外と中をつなぎ、敷地全体や周辺の環境や景色を取り込み、生か

したプランをお造りするからです。

 

今回も限られたスペースの中でなかなかの仕上がりになったので

はないかと思います。

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さりげなく、新作のポストが佇んでいます。

今回は縦型のポストをご提案させていただきました。

うまく庭と溶け込みながらも存在感のある感じ。

亀津建築ではシンプルにさりげなくて美しい。

そんなオリジナルなモノ造りを目指しています。

建前後の神事

今週、建前を行ないました。

小雪の降る中でしたので、安全に気を付けながらの作業でした。

その建前後に行う神事として ” お清め ” があります。

お施主さんに 洗米とお酒、お塩を建物の四方にまいて頂いて

お施主さんの家内安全と、施工業者さんの工事中の安全を

氏神様に祈願します。 

地鎮祭だけでなく、入居前にもお祓いやお清めをする方も増えています。

伊藤さん

工事を行う際、ご近所さんにご挨拶をするように

その土地の神、氏神様にも敬意を表して、ご挨拶をする。

 日本古来の風習は長く受け継がれています。

伊藤さん2

完成見学会終了。ありがとうございました。

16日、17日とお施主さんのご厚意により完成見学会を行いました。

二日とも寒く雪のちらつく中、たくさんの方にお越しいただきまして

ありがとうございました。

当日は一階、二階とも一台ずつのエアコンでしたがそれだけでしっ

かりと温まっていたことを感じて頂けましたね。

みなさんソファーに座っていただきながらゆっくりとしていただけ、

空間を味わっていただけたのではないでしょうか。

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次回の完成見学会は来月行えると思います。

また違った景色を楽しめる静かな平屋のお家です。

 

ぜひ、ゆっくりと遊びに来てください。

ソファーにゆったりと座っていただき、五感で感じて頂ける見学会で

ありたいと思います。

成長していきます。

今日、3年ほど前にお引渡ししたお宅に定期アフターメンテナンス

の為に伺いました。

薪ストーブの綺麗な炎が、「大切に使ってくれているよ」と言ってい

るようです。

打合せ中には赤ちゃんだったお子さんも大きくなり、メンテナンスに

付き合ってくれた棟梁の手伝いをしてくれます。

大きな不具合もなく、今日は取っ手や鍵、建具の調整。

最後に建具の汚れをペーパーで削り、仕上げにオイルを塗りおい

とましました。

 after

木も年数がたち落ち着いた色合いに輝いていました。

空間にしっとりとご家族の暮らしがしみこみ、家もご家族と共に成

熟していきます。

アフターメンテナンスでは久しぶりにご家族に会えるのも楽しみで

すが、家が成長していくのを見れることも大きな喜びです。

これからも大切に暮らしていただける家を造っていこうと思います。

ずっと見守ってくれるのです。

19日、寒空の中構造見学会を行ないました。

時折、小雨の降る寒い中にもかかわらず多数の皆様にご参

加いただき、ありがとうございました。

現場をお借りした施主さんも夕方顔を出していただき、改め

てありがとうございました!

 

これから始まる造作工事までのほんのひと時の静けさに包

まれた家。

今しか見えない骨太の柱や梁たちは壁の中に隠れながら、

静かに家族を見守ってくれます。

見えなくなってしまうけど、大切な主役たち。

これからもご覧いただける機会ができればと思います。

 

みなさんとお話しがはずんでしまって、見学会の写真を

撮り忘れてしまいました。

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建前の時の写真。

今回の見学会の主役たちです!

朝の風景

亀津建築の朝はいつも職人さんや業者さんとの打ち合わせ

から始まります。

仕上げや納まりの確認や、これから始まる現場の打ち合わ

せなど、事務所に誰も来ない日はほとんどありません。

 

今日もいつもの風景から一日が始まりました。

今日の打ち合わせは構造の検討。

これから始まる現場の柱、梁、一本一本を確認しています。

morning

棟梁をはじめ、スタッフと納め方や木の組み方、柱の納め方

まで色々な意見を検討しています。

何人もの目で確認しながら検討していくことで間違いがない

仕事をする。

 

毎日の大切な仕事の風景です。

木の旬。

明けましておめでとうございます。

今年も新年早々、亀津建築はあくせくと動いています。

現場も動いています。

寒さが厳しい中でも職人さんががんばってくれています。

われわれは、これから動いていく現場のために準備です。

車に乗って一時間、木材市場へ。

亀津建築の家づくりで大切な木材の仕入れです。

木材市場

市場で直接木を見て、どこから来た木なのか、色、形、大きさ、

木目などなどを見て、良いものを見つけてきます。

今回も良い木を用意できましたよ。

ご安心ください。

 

ところで皆さん、木にも旬があるのをご存知ですか?

「伐り旬」

夏の木は一生懸命水を吸い、でんぷんをいっぱい作り成長しようとします。

それが冬には水をあまり吸わなくなり、でんぷんなどの養分も少なくなります。

その時期が伐採する旬なんです。

伐り旬の木は含水率も低く、しっかり乾燥します。

そして、でんぷんなどの養分が少ないため、虫やカビにも強いのです。

木肌のつやも良く、長持ちすると言われています。

そんな木がこの時期には市場にならびます。

旬な木を仕入れた後は、時間をかけて寝かし乾燥させていきます。

旬な木を使い、長く安心して住める家を造る。

亀津建築の家づくりに欠かせない仕事です。

maruta